法定講習

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指定自動車教習所では、免許の新規取得のための教習と検定に加え、公安委員会から委託された各種講習も行っています。もちろん、海外から留学中の方などが、日本で免許が必要になった際にも同様でしょう。各種講習の中には「法定講習」というものがあります。免許を更新する際、交通事故を減らすためにもドライバーの再教育が義務付けられているのです。一般的にはビデオ映像で学びますが、講師が付け加えて講義することもあります。また運転中に法令違反を犯した人や、交通事故を起こした人、加齢や病気で運転が難しいと思われる人などに対しても、再教育を受けることが課されています。

具体的には、安全運転管理者等講習(多数の車を保有する人が選任した管理者に対して)、免許取消処分者講習、免許停止処分者講習、免許取得時講習、初心運転者講習(免許取得後1年を経過していない者に対して)、免許更新時講習、高齢運転者講習等があります。その他にも法律が義務付けていない講習があり、ペーパードライバーの復習や各種技能向上講習が設けられています。大型自動車の経験の少ない人が自発的に受講したり、高齢者と同等の認知能力しかないと自覚する人が受講したり、気候や地形等が特殊な地域での運転に不安を抱える人が専門的な対処法を学びに訪れたりします。

指定自動車教習所の役割は単に運転者養成にとどまらず、全国交通安全運動に乗じて地元の警察署や交通安全協会と連携し、教習所を開放する日を設けています。その日は衝突の疑似体験やエアーバッグの実演、動体視力の測定を実施し、地域の安全に貢献しています。また一般の方に無償で交通安全教育を行うこともあれば、学校や企業からの要請に応え、交通安全教室を開いて地域の啓蒙を担うこともあります。

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